ジョコビッチ、セルビア反政府デモ支持で“移住説”浮上 ギリシャで家探しの目撃情報も

ジョコビッチ、セルビア反政府デモ支持で“移住説”浮上 ギリシャで家探しの目撃情報も
ノバク・ジョコビッチのインスタグラム

セルビアのテニス界の英雄、ノバク・ジョコビッチ(38)が祖国での反政府デモを支持する中、一部から「裏切り者」と非難され、ギリシャ移住説が浮上している。

複数の海外メディアによると、ジョコビッチは最近、ギリシャ・アテネで家を探す姿が目撃され、ギリシャのミツォタキス首相とも会談済み。自身が主催するテニス大会の拠点もセルビア・ベオグラードからアテネに移す意向と報じられている。さらに子供たちをギリシャの学校に転校させた事実も確認され、移住説に拍車がかかっている。

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セルビアでは昨年11月、北部ノヴィ・サドで発生した駅の屋根崩落事故をきっかけに反政府デモが拡大。腐敗した政府の契約が事故原因と指摘され、デモ隊はアレクサンダル・ヴチッチ大統領が麻薬組織やサッカーフーリガンと連携していると主張。しかし大統領はこれを否定し、デモ参加者を拘束した。

ノバク・ジョコビッチと妻エレナ・リスティッチ

ジョコビッチは昨年12月、デモ支持を公式表明。「若い世代の力とより良い未来への熱望を信じ、彼らの声が届くべきだ」と発言。今年1月の全豪オープンでは、デモ中に車にはねられて重傷を負った学生への連帯も示している。また2021年には新規リチウム鉱山建設計画に反対する抗議活動を支持するなど、セルビア政府に対して一貫して反旗を翻してきた。

こうした発言と行動に対し、セルビアの親政府タブロイド紙は彼を攻撃。かつて「国民的英雄」と称賛されていたジョコビッチに対し、暴力扇動やドーピング疑惑まで取り上げ、一部では支持者と反対者の間で議論が巻き起こっている。

ジョコビッチは2014年にエレナ・リスティッチ(37)と結婚し、長男ステファン(9)と長女タラ(7)がいる。