
世界中でブームとなっている抹茶に、健康上のリスクが指摘されている。
9日付の英デイリーメールによると、米インフルエンサーのLynn Shazeenが自身のSNSで「抹茶をたくさん飲んで貧血になった」と訴え、波紋を呼んでいる。彼女は「抹茶を飲み始めてから鉄分値が急激に下がり、もともとあった貧血が悪化した」と明かした。疲労感やかゆみが続き検査を受けた結果、原因は抹茶だったという。
ネット上でも「私も鉄欠乏性貧血と診断されたが、抹茶が原因だった」と共感の声が相次いでいる。
抹茶は茶葉を蒸して粉末状にしたもので、カテキンによる脂肪分解作用や、抗酸化・抗うつ効果が期待され、世界のZ世代に愛されている。しかし、渋み成分のタンニンは鉄分と結合し、体外に排出されるため、過剰摂取は鉄分不足を招く恐れがある。
カナダの著名栄養士サラ・マテル氏も「抹茶飲料を1日2回以上飲むと鉄分吸収を妨げる可能性がある」と警告。食事との間隔を空ける、ビタミンCを一緒に摂る、サプリメントを活用するなどの工夫を推奨している。
専門家は「1日ティースプーン1杯(約1g)程度を目安にし、夕方以降の摂取は避けたほうがよい」と注意を呼びかけている。
