
大麻を宣伝していた23歳のブラジル人インフルエンサーを含む一味が一斉逮捕された。
美貌とカリスマで人気を集めていた彼女が、実は麻薬組織を率いていたという。
26日(現地時間)、ピープル誌など複数の海外メディアによると、フォロワー約37万人を誇るブラジル人インフルエンサー、メリッサ・サイド(23)が現地警察の大規模特別捜査で逮捕された。
当局によれば、メリッサはバイーア州とサンパウロを結ぶ大規模な麻薬密売ネットワークを主導していた疑いがあるという。警察は彼女の潜伏先だったサルバドールの住宅を家宅捜索し、大麻1.4kg、現金、電子機器、車2台などを押収した。
メリッサはSNS上で大麻を吸う姿や製品を紹介し、フォロワーに販売まで行っていたとされる。
警察は「彼女は大麻喫煙を美化し、取引方法を直接案内していた」と明らかにした。
SNSでは「ビキニ姿で大麻を吸う美貌の女性」として話題を集めていた彼女。
自身のプロフィールには「私は大麻について語る人間」と記載し、“大麻愛好家”として活動していた。
昨年にも麻薬所持の容疑で一度逮捕されていたが、釈放後も活動を続けていたという。
今回の逮捕後、メリッサは「私は恥ずかしいことをしていない。誰も大麻で逮捕されるべきではない」と主張し、密売への関与を全面否認している。
しかし警察は、「彼女がフォロワーを通じて違法販売を行っていた」として、関係者4名を追加で逮捕。
現在、金融取引履歴や広告収益などを調査し、国際麻薬組織との繋がりを追跡している。
もし有罪が確定すれば、最大25年の懲役刑が科される可能性がある。
