トランプの一言で株価24%急騰 シドニー・スウィーニー広告で話題のアメリカン・イーグル

アメリカン・イーグルの顔、シドニー・スウィーニー。共和党登録が波紋を広げている。
アメリカン・イーグルの顔、シドニー・スウィーニー

アメリカのカジュアルブランド「アメリカン・イーグル(American Eagle)」が、人気女優シドニー・スウィーニー(27)を起用した広告キャンペーンを巡り、思わぬ形で注目を集めている。

現地時間8月4日、同ブランドの株価が最大で24%も急騰。その背景には、ドナルド・トランプ大統領のSNS投稿があった。

「史上最高の広告だ!」トランプが絶賛

アメリカン・イーグルが公開した新広告『Sydney Sweeney Has Great Jeans』では、スウィーニーが「私のジーンズは青いの」と微笑みながら語るシーンが話題に。この言葉遊び(”genes=遺伝子”と”jeans=ジーンズ”)に対して一部では「白人至上主義的」との批判も起こったが、ブランド側は「ジーンズの魅力を表現しただけ」と反論している。

しかし、事態が一変したのはトランプ氏のTruth Socialでの投稿だった。トランプ氏は「この広告は今、最もホットだ!」「スウィーニーは共和党支持者で、ジーンズが棚から飛ぶように売れている」と絶賛。これにより投資家心理が急上昇し、アメリカン・イーグルの株価は一時23.7%高を記録、2000年以降で最大の1日上昇率を叩き出した。

逆風を追い風に変えたバズ広告

シドニー・スウィーニーは昨年、政治的立場が「共和党登録者」であると報じられたことが一部で炎上の火種となった過去がある。今回の広告も批判の声が上がる中で、政治的な文脈と結びつけた“ミーム株化”のような動きが起きた形だ。

アメリカン・イーグルは近年、売上の減少や利益の鈍化で苦戦が続いていたが、今回の騒動を通じて再び注目を集めることになった。ある市場関係者は「スウィーニー起用とトランプの一言が奇跡的に一致し、ブランドにとって思わぬ追い風になった」と分析している。

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