「お金に触れた手で食品」はNG!違反時は最大約9億円の罰金も=台湾

「お金に触れた手で食品」はNG!違反時は最大約9億円の罰金も=台湾
台湾マーケットイメージ(フリー画像)

台湾政府は5日、お金に触れた手で食品を扱う行為を禁止する衛生指針を正式に施行。これに違反した場合、6万台湾ドル(約30万円)から最高2億台湾ドル(約9億6000万円)の罰金が科される可能性がある。

これまで食品製造業者のみに適用されていたルールが、飲食店や屋台、配達ライダーなど一般の食品従事者にも拡大。すべての新規スタッフは3時間以上の衛生教育、毎年の補修教育も義務化された。

この改正は、紙幣に付着する大腸菌やサルモネラ菌などによる交差汚染から食中毒を防ぐことが目的。違反者には是正命令が出され、従わなければ高額の罰金が科される。また、違反を通報した市民には罰金の2~5%が報奨金として支給される。

現場では困惑の声も。人手の足りない屋台業者などからは「キャッシャーと調理係を分けられない」との不満が噴出している。一方、電子決済への切り替えを進めるなど、対応を始める店舗も増えている。