
女優シドニー・スウィーニー(27)主演の映画『アメリカナ』が北米で興行的に失敗した背景に、「白人至上主義」をめぐる論争が影響しているとの分析が注目を集めている。
米Page Sixによると、トニー・トスト監督が手掛け、スウィーニーが主演した『アメリカナ』は1,100館で公開されたにもかかわらず、北米での興行収入は約84万ドル(約1億2376万円)にとどまり、劇場当たり平均460ドル(約7万円)という低調な成績に終わった。
本作はアメリカ先住民の遺物を巡る対立を描く作品で、スウィーニーはカントリー歌手を目指すウェイトレス、ペニー・ジョ・ポップリンを演じる。スウィーニーは13日、自身のSNSで「数年前に友人たちと小さな映画を撮影したのだが、ついにペニー・ジョウと出会えた」と投稿し作品を宣伝したが、以前の白人至上主義を連想させる広告論争の余波で、コメント欄には否定的な反応が相次いだ。

この論争は、スウィーニーがモデルを務めたジーンズブランド「アメリカンイーグル」の広告に端を発する。問題となった広告では「偉大な遺伝子」を強調し、「ジーンズは親から受け継がれる」「髪の色、目の色、性格まで決まることもある」といったナレーションが加えられ、ヒトラーの優生学を連想させるとして批判を受けた。
さらに、スウィーニーが2024年6月からフロリダ州モンロー郡の共和党員名簿に登録されていたことが判明し、批判は一層強まった。これに関連し、リゾやドザ・キャットなど黒人有名スターたちがスウィーニーを非難。一方、ドナルド・トランプ元米大統領は「スウィーニーが共和党員なら、その広告は素晴らしいと思う」とコメントし、議論に火を注いだ。




