
「ポップの帝王」マイケル・ジャクソンの娘、パリス・ジャクソン(27)が、父親の遺産執行人に不満を抱き、裁判所の介入を求める訴訟を起こしていたことが明らかになった。米メディア「USウィークリー」が8月4日(現地時間)に報じた。
支出の不透明さに異議「数千万が弁護士へ」
訴状によると、パリス側は2019年から2023年の間に支払われた弁護士費用の詳細について、裁判所が文書提出を命じるよう要請。さらに、裁判所の承認が下りるまで一部支払いを保留するよう求めた。
パリスは2018年にも、執行人に「高額報酬の支払い慣行の見直し」を求めたが拒否されていたという。その後も弁護士には最低50万ドル(約7300万円)が追加で支払われたと主張。こうした行為により「執行人への信頼が損なわれた」と明言している。

「第三の執行人を任命すべき」と提案
さらにパリス側は、弁護士の監督や財務管理を担う独立した第三の執行人の任命を提案。裁判所の直接的な管理を求めている。
これに対し、遺産執行人側の弁護士は真っ向から反論。「遺産管理によって、マイケルの子どもたちに数十億ドル規模の収益をもたらした」とし、「世界最高水準の法律チームに対し、正当な報酬を支払ったまで」と述べた。
さらに、パリス側の弁護士陣については「エンタメ業界での経験が皆無で、根拠のない名誉毀損に近い主張だ」と非難している。
遺産管理人は“生前に指名された人物”
マイケル・ジャクソンは2009年に死去。生前に作成した遺言で、遺産執行人として弁護士のジョン・ブランカと音楽プロデューサーのジョン・マクレインを指定。死後もこの2人が遺産を管理してきた。
受益者は、母親のキャサリン・ジャクソンと、パリスを含む3人の子どもたち。だが今回の訴訟は、家族の間に新たな波紋を広げる可能性もある。
なお、マイケル・ジャクソンには3人の子どもがいる。長男プリンスと長女パリスは2人目の妻デビー・ロウとの間に誕生し、次男ビギー(旧名ブランケット)は代理母を通じて誕生した。

