
ジャスティン・ビーバー(30)が、もし妻ヘイリー・ビーバー(27)と離婚すれば、彼女が手にした10億ドル(約1432億円)規模の資産の一部を受け取る可能性があると報じられた。
6月4日(現地時間)、米芸能メディア「Page Six」は、ビーバー夫妻が婚前契約書を交わしていないとする関係者の証言を紹介。これにより、ヘイリーが築いたコスメブランド「Rhode(ロード)」の売却利益の最大半分が、離婚時にはジャスティンの取り分になる可能性があると伝えた。
ヘイリー・ビーバーは2022年にスキンケアブランド「Rhode」を立ち上げ、今年、同ブランドを大手コスメ企業e.l.f. Beautyに10億ドルで売却。モデルからビジネスウーマンへと華麗に転身し、その手腕が話題となっていた。
ただし、専門家によれば、売却額のすべてが現金収入になるわけではないという。報道によると、支払総額のうち8億ドルは現金と株式で即時支払い、残りの2億ドルは今後3年の業績に応じて変動するとのこと。
また、ハリウッドの離婚専門弁護士は「このような資産を持つセレブカップルが婚前契約書なしで結婚するのは非常に稀」とし、「離婚時には共同財産と見なされる可能性が高い」と分析している。
一方、ジャスティン自身も2023年に音楽カタログを投資会社に売却し、約2億ドルを得たが、これは結婚前に築いた資産であるため、ヘイリー側からの請求対象にはならない。
2018年に結婚した2人は、昨年8月に第一子の誕生を発表。現在はビバリーヒルズの2600万ドル邸宅を含む、合計6軒の不動産を所有している。
これまでも度々不仲説や離婚説が浮上しており、今年初めにはジャスティンがヘイリーのインスタグラムをアンフォローしたことで騒動に。ジャスティンは「ハッキングによる誤操作だった」と説明し、2人の仲睦まじい写真を投稿するなどして火消しを図った。ヘイリーも、噂を流す人々を「嫉妬深いクソども」と強く非難した。
それでも、今後の2人の動向に注目が集まるのは間違いなさそうだ。



