ブルース・ウィリス、認知症の進行で「話す・読む・歩くことも困難」に…家族やファンから心配の声

ブルース・ウィリス、認知症の進行で「話す・読む・歩くことも困難」に…家族やファンから心配の声
ブルース・ウィリスの娘、ルーマー・ウィリスのインスタグラム@rumerwillisより

ハリウッド俳優ブルース・ウィリス(70)が、前頭側頭葉型認知症(FTD)の進行によって、日常生活の多くの機能を失っていると報じられた。

現地時間7月22日、複数の海外メディアは、ウィリスが「すでに話すことも読むことも、歩くことさえも難しい状態にある」と伝えた。これに対して家族側から正式なコメントは発表されていないが、ネット上や関係者の証言を通じて、彼の健康状態に対する不安と心配の声が広がっている。

ウィリスは2022年3月、失語症と診断され俳優業からの引退を発表。その後2023年には「前頭側頭葉型認知症」との具体的な病名が公表され、多くのファンに衝撃を与えた。

元妻デミ・ムーアのインスタグラム

FTDは、60歳未満の比較的若い世代に多く見られる認知症で、特に「言葉の理解」「感情表現」「行動の制御」などに深刻な影響を与える。アルツハイマー病とは異なる進行パターンを示し、現在のところ根本的な治療法は存在しない。

先月6月には、娘のルーマー・ウィリス(36)が父への深い愛情を語り、注目を集めた。自身のSNSで「父ともっとたくさんのことを話したい」「悲しみではなく感謝で過ごしたい」と投稿。さらに「父がまだそばにいて、頬にキスし、頭を撫でてくれることがどれほど幸運なことか」とつづり、多くの共感を呼んだ。

『ダイ・ハード』シリーズなどで世界的な人気を誇ったブルース・ウィリス。その英雄的な姿を覚えているファンたちは、今も彼と家族を温かく見守り続けている。

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