エジプトで13歳少年、インスタント麺を「生」で3袋食べ死亡

エジプトで13歳少年、インスタント麺を「生」で3袋食べ死亡

SNS流行チャレンジに専門家が警鐘

エジプト・カイロで、13歳の少年がインスタントラーメンを調理せずに3袋食べた後、激しい腹痛と嘔吐を起こし、死亡する事件が発生した。現地メディアによると、少年は帰宅後に麺をそのまま摂取し、約30分後に容体が急変。救急搬送されたが、病院に到着する前に死亡が確認された。

当初は毒物混入の可能性も疑われ、販売店の店主が事情聴取を受けたが、製品から有害物質は検出されなかった。司法当局の検死の結果、死因は「急性腸閉塞」など消化管の詰まりによるものとみられている。

近年、SNS上では「生のラーメンを食べる」チャレンジ動画が流行しており、とくに若者の間で真似する行為が広がっている。インスタント麺は製造過程で一度揚げられているため「そのまま食べても大丈夫」と誤解されがちだが、消化器専門医は「乾燥麺は腸内で水分を急速に吸収して膨張し、腸閉塞や激しい腹痛、嘔吐を引き起こす危険性がある」と警鐘を鳴らしている。インスタント麺はあくまで加熱調理して食べることが前提であり、生食は想定されていないという。

今回の事件を受けて現地では食品安全への懸念が広がっており、SNSチャレンジの危険性についても議論が高まっている。